9月14日土曜日酒田市TOCHITO(とちとさかた)で
「省エネ住宅基礎講座」
を開催しました。
この講座は、2年ぶりの開催です。
東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科
教授 三浦秀一氏
「光熱費を下げて、暖かく、健康に暮らせる家をつくるための基本」
基本講演では、山形県での冬の入浴時の溺死が増えることを問題視しています。
(三浦先生資料)
この表から分かるように、冬の外気温が寒い北海道に比べて、山形県の方が死亡者が多いことが分かります。
これが何故か?
山形県の建物は、断熱性能が低く、寒い脱衣室やお風呂で裸になり、急に暖かい湯舟に浸かることによって急激な血圧の上下が起こり、疾患へと繋がるケースが大いそうです。
そのような病気を防ぐことも当然ですが、省エネという観点からも、これからは、断熱性能の高い住宅を建築する必要があります。
(三浦先生資料)
省エネ住宅を建築するためには?
上記のような断熱材を、床・壁・天井にしっかり施工することです。
(三浦先生資料)
高性能なサッシを採用する。
(三浦先生資料)
建物の気密性能を上げ、全熱交換型換気扇を採用し熱ロスを少なくすることが重要です。
ソーラーや、蓄電池についても説明頂きました。
次に、トータルハウジング夢工房さんと私が事例発表をしました。
とても熱心な一般市民の方々が参加してくれました。
ありがとうございました。